慢性心不全看護

久保山 雅美

心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。高齢化社会と生活習慣病の増加により、心不全患者様は増加傾向にあります。心不全は、増悪と寛解を繰り返す進行性の病気で、症状を悪化させずに日常生活を送るためには、患者様自身が病気への理解を深め、治療に参加し、生活を調整していくことが大切になってきます。当院では、心不全チームを中心に、多職種と連携をとりながら、入院から退院後の生活も見据え、心不全とうまく付き合い、「その人らしく」過ごしていただけるように、患者様やご家族と一緒に考え、サポートさせていただきたいと考えています。

内山 亜矢

心不全の原因となるのは、急性心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患 心筋症 心筋炎 弁膜症 先天性心疾患 など多岐にわたります。心臓の力を回復させるためには、原因となる病気の治療だけではなく、患者さんご自身の日常生活の管理がとても大切です。
日常生活の管理をするということは、長年の日常生活を変えていくことが必要であり、決して簡単ではありません。
私は、患者さん一人ひとりの生活背景に合わせて、心不全とうまく付き合っていくための方法を一緒に考えていきたいと思っています。
また、治療は患者さん一人で行うものではありません。多職種で構成される心不全チームが、患者さん一人ひとりと向き合い、心不全そのものに対する治療に加えて、患者さんを取り巻く環境に対して、様々な専門的な視点から患者さんに合った方法を共に考え、より良く過ごして頂ける一助となれるよう支援していきます。